『プルーフコイン』と『記念硬貨』の違い
「記念硬貨」と「プルーフコイン」は一見、
同じ様なケースに入れられて同じ様に扱われる印象が
あるかもしれませんが若干違いもあります。
『プルーフコイン』は『コレクション用の貨幣』で
通常の買い物をしない前提で流通している硬貨を
鏡面仕上げでピカピカにしたり化粧ボックスに
入れられている「新品の一般的な硬貨」です。
『記念コイン』は国家が関わる記念行事や、
印象に残る出来事をデザインした特別な貨幣です。
発行するのに独自に決定が出来ず、閣議決定を経て
正式発行が決まるのが記念コインです。
様々なデザインがあるのでコレクション性もあります。
プルーフコインにも種類がある?!
画像を見るとわかりやすいですが、図案の部分は
曇った感じの質感でまわりの余白部分は、
ピカピカの鏡面仕上げになっています。この様な
仕上げは「フロステッドプルーフ」といい日本の
プルーフコインの特徴でもあります。
海外のプルーフコインは全てがピカピカの鏡面仕上げ
「ブリリアントプルーフ」といった仕上げがあります。
その他にも様々な種類があり、その違いを楽しむのも
1つとなっています。
プルーフコインの価値はいかに？
価値基準も様々あり、金貨、銀貨の「地金」としての価値や
発行数に対する希少性、年代などの要素も含まれますが、
重要視されるのは保管状態。
いかに、輝きを保った新品状態に近いかが重要です。
ケースから出したり、キズがついたものは、
額面の価値でしかありません。また、プレミアが付いたと
しても、一般通貨の為、数百円程度がほとんどです。
プルーフコインを売却したい！
趣味で集めたプルーフコイン。化粧ケースに入ってるので
集めれば集めるほど、保管場所を取るのが現実ですよね。
しかも、額面とおりの価値しかないなら、
現金化した方がいいのでは？と思うのも無理はありません。
現行と同じデザインのプルーフコインなら、
使うことが出来ますが、その時点で価値は無くなりますが
額面の価値は保っているので一般の硬貨と同じ扱いになります。
特殊な絵柄のプルーフコインなら、銀行窓口で換金して
もらえますのでお試しください。
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