貴金属をお纏めで査定してる方が増えています！
なぜ、貴金属をおまとめで査定しに来るのか？
いくつか理由があります。
・査定で価格が付きにくい品物でもお纏め査定なら
「数の原理」で値段をつける事ができるから。
・歴史的な金相場の高騰で買った時の
何倍も高い金額で売れるタイミングだから。
他にも、時代や年齢の変化で手持ちのジュエリーが
似合わなくなったと感じたり、断捨離して新たな
ジュエリーに買い替えたり、旅行へ行く資金にしたり・・と
理由は様々です。
今回は「金相場の歴史的な高騰」をテーマにお伝えします。
需要と供給のバランスで現代は成り立っている。
金属やジュエリーに限らず、私たちが生活に必要なものは
ほとんど「欲しい人」と「提供できる量」のバランスで
価格や供給量が決まってきます。つまり、
ジュエリーなど貴金属は天然鉱石が多く「金」もその中の1つです。
産出量よりも欲しい人が増えれば価格は上がりますし、
欲しい人が少なければ価格は下がります。
「金」の場合鉱山からの産出量やリユース用(地金）の
買取市場によって金額にも影響を受けます。
これが「供給」も部分になります。
では「需要」はというと、
販売店で宝飾品を購入する人の数や、資産として、
インゴットを購入したりする「投資」をしている人、
IT産業の基盤などでも使うので工業産業の傾向などです。
偽替相場の変動が「金」の動きを変える!?
かつて歴史上で元々あった制度が崩壊しました。
その後、今の相場の仕組みが誕生した背景がるのですが、
アメリカのドル取引で「ドル安円高」傾向になると、
「金」は貴金属ですが「お金」の意味合いもあるので
偽替え相場に影響を受けます。
物の価格が上がると金も上がる!?
つまり「インフレ」状態の事です。
今は車や生活費需品がどんどん、値上がりしています。
物の価格が上昇するということは「金」を買っておけば、
値上がりするということです。「金」は値上がりしても
他の物と違い、価値は落ちないので人気があるのです。
しかし、逆にデフレの場合も金相場が上がる事が・・。
これも「金」には価値があるからです。
通貨は国の信用度や景気により価値が左右されますが、
「金」は世界共通資産なのでその国の影響を受けにくいのです。
世界経済が揺れると金相場が上がる。
上記の物価の変動にも繋がりますが、世界のどこかで
大きな戦争が始まると金相場が上がります。
テロでも事故でも、災害も含まれます。
経済は不安定でも「金」は世界的信用度があるため、
先行き不透明なその国の通貨より「金」をもっておこう、と
する人が増えるからです。
その他にも様々な影響がありますが、まとめると、
「不景気になれば金相場が上がる」傾向があります。
今、金相場が歴史的に高騰した理由
1990年代後半の金相場は今ほど高くありませんでした。
1gあたりの金額はその当時は今の半分くらいだったと思います。
逆にプラチナが高騰していました。今はちょうど、
「金」と「プラチナ」の相場が逆転した感じです。
その理由は、2000年代に入って起きた同時爆発テロ、
ニューヨークの飛行機事故による影響に加え、
その後の「リーマン・ショック」更に記憶に新しい、
「世界パンデミック」2023年はウクライナの戦争、
2024年は世界的な自然災害など・・・
先行きが不透明な経済成長の中では、その国の通貨の価値に
影響を受けない資産が「金」なのです。そのため、
買い付ける人が急増。その影響が今の歴史的高騰に
繋がってきます。
金が値下がりするタイミング
結論から言えば、上記と反対の現象が起きると
金相場は落ち着いてくるでしょう。
・戦争が終わる
・景気が回復してくる。
・資産、産業も含め金の需要が減る。
これらの兆候が見えたら相場は落ちてくるでしょう。
「金」を売却するタイミングは？
当然ながら売り時は「相場が高い時」になります。
この相場の変動は、毎日更新されます。
そのため、買取店や宝飾店へ問い合わせても、
専門家も分かりません。毎日、ご自身でチェックする
必要があります。
しかし、歴史的に無かったほど、ここまで上昇しているので
「爆上がり」というほどの変動は期待は薄いでしょう。
とはいえ、こればかりはわかりません。
いずれにしても、タイミングなのは間違いはありません！
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