天然ダイヤと人工合成ダイヤ
ジュエリー好きな人なら1つは持っているダイヤモンド。
倹約家で有名な明治天皇も魅了されたそうです。
そんなダイヤですので、イミテーションも多いですよね。
最新のイミテーションは「養殖」というべき、
レベルまでに達しています。
何億年というプロセスで出来た天然ダイヤを分析し、
プロセスを逆算し人工的に作ったのが「合成ダイヤ」。
天然ダイヤと構造が基本的に同じなのが特徴です。
天然ダイヤと合成ダイヤの価値は一緒？
結論から言ってしまえば「天然」の方が価値があります。
天然だけに合成ダイヤと同等の品質の物は大変希少価値のある
物なので価格も高価になってしまいます。その点、
合成ダイヤなら購入しやすい価格帯で希少性のある
ダイヤモンドと同じ物が手に入る・・使い方によっては
天然ダイヤより価値があるとも言えるのではないでしょうか。
なぜ、ブラックライトを当ててるのか？
ダイヤモンドの判定基準に「４c」という世界基準があります。
希少性の高い高価なダイヤモンドには「鑑定書」が添付
される場合が多いのですが中には、
「無くしてしまった」
「買った時から無かった」
「中古で譲ってもらったので不明」など、
一見、品質が高そうなダイヤでも証明ができる手段が
ない場合は人の目や機器を頼りに判断をすることになります。
近年の合成ダイヤモンドは、チェッカーでも判別が困難なくらい
品質が良くなっているのです。
その為、専用のチェッカーを使ったり、
ブラックライトに反応する特性を利用して判断します。
天然ダイヤモンドを見分ける簡単な方法は・・・
※テスト前に手の汚れや油脂をクリーニングしてください。
・油性ペンをダイヤに塗ってみる。
ちょっと気が引けますが、人工ダイヤだと弾きます。
天然だと油性ペンで書けるので判断ができます。
・水滴を垂らす。
人工ダイヤだと「ベタ〜」と水の膜が広がります。
天然は、ツルッと水を弾くでしょう。
・息を吹きかけてみる。
人工ダイヤは息を吹きかけると曇りが残りますが、
天然ダイヤだと一瞬で曇りが取れる特徴がります。
それでもわからない場合は・・・
画像のようにブラックライトを当ててたり、
光の屈折率を確かめるチェッカーを使います。
天然のダイヤモンドは鉱物由来なのでダイヤが出来上がる
何億年の過程で様々な不純物が混じるのが特徴です。
天然ダイヤはブラックライトの紫外線を当てると、
青く発光しますが、厄介なのは天然ダイヤでも、
希少な個体だと人工ダイヤの様に青く発光しないものもあります。
これは不純物の無いor少ないからですが、
その様なハイクオリティな天然ダイヤモンドなら
「鑑定書」が必ず添付されていると思われます。
もし、ダイヤモンドの売却を考えているけど、
天然ダイヤか人工ダイヤか区別がつかない・・・という方でも
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