OEM修理ってなに？
意外と知らない方も多いと思います。
例えば、ロレックスの場合、正規代理店（ロレックス）へ
持ち込んで修理する場合と、時計販売店（中古専門店含む）
で、修理やオーバーホールや修理をした場合、価値が変動する
場合があります。
オーバーホールとは？
ロレックスなど高級時計の多くは「機械式」の時計です。
機械式は精密なゼンマイが内蔵されていてゼンマイの
ほどける力で駆動しています。電池交換がいらない代わりに
ギヤの摩耗や油切れで異常が出ない様に、大体、
10年前後を目安に分解清掃をする必要があります。
特に防水時計は、パッキンの劣化で水分が侵入すると
重大なダメージとなるので注意が必要です。
正規店での修理と非正規店での修理の違い
正規店修理なら保証期間内であれば無償で修理が出来ます。
非正規店（時計店）での修理なら実費になることがほとんど。
他にどんな違いがあるのでしょうか？
・正規店修理の場合
その時計の特徴を知り尽くしているのが特徴。
交換パーツは全て「純正部品」で作業手順や検査基準も
そのメーカー指定の方法で実施されます。
修理後の保証もしっかり担保に入っていることが多いです。
価格は正規料金となります。
・非正規修理の場合（OEM）
OEMパーツ（他社互換品）を使い修理をすることがあります。
純正ではなくなるので時計愛好家からの評価が下がります。
OEMパーツには、メーカーにも卸している純正同等品も
あれば「カタチだけ同じ」というような粗悪品もあり、
強度や精度が足りない場合もあり得ます。
正規店修理よりも費用が安価に済む場合がほとんどです。
結論
正規店でメーカーに修理を出す場合は、心配は特にありません。
新品同様になって戻ってくることでしょう。ただし、
価格もそれなりになるので買い替えを検討している場合は、
悩みどころかもしれません。
時計販売店が修理する場合は、外注の時計職人さんが
修理する場合もあります。技術は問題がない場合が
ほとんどですが、修理に使うパーツや最終検査の精度などで
正規店との差が出てくるでしょう。
価格は正規店修理より安い場合がほとんどですので、
時計を日常の「道具」として扱う方にはお勧めです。
OEM修理のロレックスは買取りは？
他社部品を使って修理をしたロレックスでも
お買取りの相場は高値です！
今回、お買取りしたロレックスは金属ベルトが
他社製の一般流通品に変わっていました。
正規のベルトは交換時に時計店で処分してしまい、
付属していませんでしたが、問題なくお買取りさせて
頂きました。(但し査定に通常よりお時間を頂きます）
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