モンクレールというブランドの歴史
高級ダウンジャケットといえば
フランスの「モンクレール」ですよね。
もともとは、登山用品のブランドですが、
ダウンジャケットなどのノウハウを活かし、
今では登山家ではなくても知名度があります。
1950年代に創業して寝袋など登山のシェラフ、
テントなどを製造していました。
そんななか、今のウエア展開のルーツになったのが
工場のスタッフの防寒着。
キャンプ用品の寝袋の生地を元ネタにして
ウエアを作ったのがきっかけだそうっです。
登山でなく、工場スタッフの防寒がキッカケとは
面白い経歴ですよね。その後に登山ウエアの開発へ
発展していきます。
モンクレールにニセモノが出回っている!?
人気ブランドの宿命とも言えるのかもしれませんが、
残念ながらモンクレールにも偽物が存在します。
過去の事例から少しご紹介すると・・・
・ モンクレールのワッペンがイビツ。
ワッペン全体の輪郭バランスがイビツです。
本物は均等の取れたバランスですが、偽物は間延びした様な
輪郭でロゴも１字１字がハッキリしていません。
・タグの色調がちがう。
モンクレールには長方形でコミカルな「マンガ調」の
タグが付いています。偽物のタグの色調は濃いめなのが特徴。
良くいえばハッキリした発色をしています。更に、
タグの角の処理がそのまま。本物は丸みのある角をしています。
比べられる、モンクレールがないと判断は難しいかもしれませんが、
フリマアプリやネットオークションなどで、程度の割に
格安だったりしたら、出品者に画像を追加してもらうなど、
確認をした方が良いかもしれませんね。
確実なのは、シリアルタグの確認
ちょっと手間がかかりますが、もしあなたが購入するときに
心配なら「シリアルタグ」は大きな判断材料になります。
シリアルタグとは、商品の管理番号でシリアルナンバーから
製造年月日や型番、販売国や製造国などを照合することが
できます。車に例えると車検証の「車体番号」の様なものです。
偽物にも、シリアル番号がある場合もありますが、
デタラメな数字だったり、番号とモデルが一致しないなどがあります。
最近のモデルならQRコードで確認できる！
最近のハイブランドは、アナログなタグをデジタル管理する風潮があります。
最近ならICチップが縫い込まれていて、外からはシリアルが
確認出来ない（偽造できない）様になっていたりして査定泣かせでもあります。
モンクレールにもシリアルナンバーのタグがありますので
このタグがない場合は避けた方が無難でしょう。
また、ユーズドウエアやビンテージモデルにはQRコードは
ありませんが、最新のモンクレールには、タグのQRを
読み込むとシリアルが確認できるものが増えています。（モデルによる）
まとめ
高級ダウンジャケットで有名なモンクレールなだけに、
偽物もそれなりの価格で売ることができます。
しかし、中のダウンの量が少なかったり、ダウンの品質が
粗悪だったり、縫製が甘く耐久性が無かったり、と
安物買いのなんちゃら・・（偽物でも安くはない?!）に
なってしまう可能性があります。
もし、あなたのモンクレールが本物なのか？偽物なのか？
それとも売却を考えているなら・・・
『買取専門店 おたからや 鶴ヶ丘店』へご相談ください。
(ノーブランド衣料類、毛皮など品質表示タグがない場合対象外）
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