家にあった、これ骨董品? 骨董品とは?
家を整理していたら出てきた陶磁器の数々・・・。
古そうだけど、そうでもないのか?・・・
なんとも、捨てても良いのか価値があるのか?
いずれにしても判断に困る骨董品。
骨董品はどんなものを言うのでしょうか?
骨董品とアンティークは同じ?
実は、骨董とアンティークは同じです。
海外ならアンティーク、日本なら骨董と言うことになります。
更にアメリカの定義を参考にするとアンティークは
100年以上経過した工芸品や美術品を言うそうです。
つまり、骨董も100年以上経った陶磁器や掛け軸なら
骨董だと判断もしやすいかもしれませんね。
となると、ほとんど骨董じゃない現実?!
日本に当てはめて、100年以上昔のものとなると、
大正時代くらいのものまでは骨董ということになります。
大正13年(2024年で計算)以降のものは、レトロなどが
良いのかもしれませんね。
因みにレトロは、年代に関係なく
「古びた雰囲気」という意味合いだそうです。
製造年月日がわかり、100年未満の場合はヴィンテージ。
アメリカの定義を元に説明してますが、
あくまで目安で感じ方は人それぞれで良いのだと思いますが、
査定売却の時に影響してくるかもしれません。
となると古いほど価値がある?
その可能性は高いです。
コレクターの世界でも『需要と供給』で価格が決まるので
江戸時代の物が綺麗に残っていたなら博物館級の価値に
なる可能性はあります。ただし、これは工芸品や美術品の
話であり日常生活で流通していた古銭などはまた違った
価値の判断基準になります。
需要という基準で言えば、ごく最近、昭和初期に
人気があって今は持っている人も居ないけど、
あれば欲しい人もいる・・という場合は価値があると
いっても良いでしょう。比較的新しい年代で、
それ以外のものは「ジャンク」というくくりになります。
最近は若い世代の間でも『昭和レトロ』がブーム
90年代以降、世界的にデジタル化が進んで、
効率が良いとは言えない製造方法の日本の伝統工芸品などは、
職人の後継者不足も重なりどんどん、少なくなってきました。
そんななか、アナログな時代を知らない世代では、
非効率的な作りやデジタルでは再現できない雰囲気がウケて
「昭和レトロ」という言葉が生まれています。
次世代へ引き継ぐ意味でも、古いからと捨てずに、
綺麗なうちに手放すのも選択肢の1つではないでしょうか。
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