ロレックスと人気を分ける「オメガ」。
時計メーカーとして話題性よりも、
高級時計としての機能性に特化して、
メンズもレディースも硬派な印象のブランドですよね。
オメガって派手なアピールも控えめな印象なので、
オメガをしている人を見ると流行に関係なく、
実績、機能、価格、品質など物事の本質を
大事に見る人なんだろうなぁ、なんて勝手に想像をしてしまいます。
造りの良いコピー品が多いオメガ
ロレックスの時計は、投資目的やステイタス性を
求めて時計に詳しくない人も欲しがる印象ですが、
オメガは時計愛好家やスポーツが好きな人が
選ぶ様な印象があるのは偏見でしょうか・・。
そのうえで、広い層に人気のロレックスは、
明らかに偽物だと分かるものから、スーパーコピーまで
様々なバリエーションを見かけますがオメガを求める層は、
価格もロレックスほどではなくもともと、
時計の愛好家も多いせいか、雑な偽物も少ない印象です。
偽物があるとしたらスーパーコピーの様な精巧なモノが
多い感じでしょうか。今回はオメガの中でも人気のモデル
「オメガ・シーマスター・コーアクシャル」を例におつたえします。
オメガ・シーマスター・コーアクシャルとは？
オメガ・シーマスター・コーアクシャルとは、
オメガの技術が詰まった独自機構を備えるムーブメントで
時計師の「ジョージ・ダニエルズ」により開発。
簡単に言えば、歯車で構成される時計は、摩耗していきます。
摩耗すると精度も劣化し正確性が失われて行きます。
時計を規則正しく歯車が動く様にするための機構があるのですが
歯車なので定期的に注油する必要があります。
そこで、機構の一部を改良する事で稼働ロスとメンテナンス性を
よくしたのがこの機構なのですが、コストとスペース的な
問題もあったそうで多くのブランドは採用をしませんでした。
しかし、オメガはその技術権利を取得し、社内で更に改良し、
1999年に「デ・ヴィル」に搭載し発表しました。
オメガ・シーマスター間違い探し
正直、どのメーカーも同じなのですが、最近の
スーパーコピーは、ぱっと見では判断ができません。
オメガもその１つです。
では、どこが判断の基準になるのか？
・文字盤
「OMEGA」「Seamaster」の文字の「インクの盛り」に
若干、違いがあり偽物は盛りが粗い感じです。
他に、文字盤の掘り込みの「溝の深さ」も違います。
夜光塗料が塗ってあるインデックス部分。
こちらも「夜光塗料の盛り」が雑な部分があります。
・リューズ
ぱっと見、スーパーコピー品だと分かりません。
しかし、目には見えない部分、
リューズのギザギザ部分や根本の部分など末端処理が粗く
違和感を感じるかもしれません。
・裏蓋
梨地の裏蓋に彫刻されている「OMEGA」のブランド文字、
書体の太さが違います。偽物はゴツ目の書体だったりしますが
こちらも本物がないと比較できないので判断が難しいですよね。
・時計の針の処理
これは、もう一般的には判別が困難かもしれません・・・。
秒針など「末端の処理の粗さ」があります。
個人売買にはご注意！
この様に「オメガ・シーマスター・コーアクシャル」は
その他にもムーブメント内のある「シリアルナンバー」まで
打刻してあったり精巧にコピーされています。
（打刻の方法が本物とは違いがある）
ただし、製造年代、製造ロットにより若干、違いはある
可能性もあり一般的に判断するのは近年では、
専門家でも判断がますます、困難になってきています。
特に、ネットオークション、フリマアプリなどの
画像だけでは本物、偽物の判断は困難なレベルと言えます。
最近はSNSを使った個人売買もあるので特に注意して下さい。
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