ネクタイのルーツを辿るとなんとエジプト時代まで
遡るそうです。もちろん、当時は今とは全然、
形姿は違いますが「首飾り」という意味では、
ローマ帝国の権威の象徴だったとか。
今のネクタイのルーツになるのが、チャールズ2世の頃、
それまでは、首元にはフリルがついたような、
まるでデコレーションケーキのようなファッションから、
「シンプルにしよう」と改革が起き、豪華な首飾りから
今のネクタイのようなシンプルな形へと変わった。
因みに「ネクタイ」ではなく「クラバット」と呼ばれる。
イメージ的には、冬にマフラーを首に巻いているような
ボリューム感の布と思ってもらえればOK!
その後、1860年代、イギリスを中心にネクタイと呼ばれる
ようになった。かなりざっくりでしたが、
まとめると「ネクタイ」は階級と権威の象徴なのです。
ノーネクタイの風潮
そんな中、高温多湿の国、日本。
今まで「お堅い職業」ナンバーワンと言っても過言ではない、
銀行職員や役所の職員もネクタイを使わなくなってきました。
それどころか、
クールビズの推奨、とかいって、推奨する始末です・・・。
では、ネクタイは意味がないのか?
そんなことはありません。
ネクタイをすることで、第一印象がよくなります。
どんなネクタイをしているのか、綺麗に身につけているのか?
手間が掛かり暑いネクタイを敢えてしてまで、
対談に臨むということは、相手にとって信用に値するものです。
また、装着する方は、ネクタイをすることで、
仕事のスイッチが入り、仕事が捗る・・なんていう人もいるのでは?
一方、未曾有のパンデミックに襲われた時、
リモートワークを実施する企業も増え、ネクタイをする機会も
めっきり減ったのではないでしょうか。
そのため、クローゼットにネクタイが大量にある、なんて人も
いるかもしれませんね。それが、今ネクタイを手放す人が
多い理由でもあります。
ネクタイにも様々な素材やブランドがありますが、
中には、価値がある1本があるかもしれません。
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